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「間違いだらけの補聴器選び」

中村雅仁著


補聴器購入前の必読書!!


補聴器購入に失敗しないためにも、ぜひ読んでおきたい本です。

従来の補聴器本とは異なり、元メーカーの方が難聴者目線で書かれてます。


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春日市商工会加盟店

2016年11月14日

補聴器調整~高音のバランス~

年齢による難聴の多くは

高音域から緩やかに聞こえにくくなる

高音漸傾型といわれるものです。

 

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補聴器できこえを補正する場合

高音域を中心に音を増幅します。

補聴器が初めての人が

高音が急に補正されると

聞き取りが向上するメリットよりも

高音成分の雑音(環境音)に不快な

ディメリットの方が高くなることがあります。

身近な例だと

・食器の鳴る音が甲高い

・新聞をめくるとバリバリうるさい

・スーパーの買い物袋の音が不快

といったものです。

では、補聴器を調整する際、

単純に高音域の利得(ボリューム)を下げると

不快感は軽減されますが

会話音(子音成分)のききとりにも

影響を与えてしまいます。

調整のポイントは

高入力(大きな音)の高音域の利得を下げます。

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また、こうした音は

UCL(不快値)を超えている場合もあり、

出力制限での調整も必要となります。

 

補聴器メーカーの調整装置には

瞬間的な音(衝撃音など)を抑制する

特殊装置もあり、

の機能を有効利用することもあります。

・サウンドリラックス(フォナック社)

・トゥルーサウンド・ソフトナー(ワイデックス社)

・サウンドスムージング(シバントス社)

・アンチショック(ユニトロン社)

など

 

いずれにしても

様々な調整機能には

「バランス」どりが必要で

使う方の経験度や順応性を加味し

フィッティングしていくことが重要です。

 

 

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かすが補聴器専門店
http://www.kasuga-hochouki.com/
住所:福岡県春日市春日1-38
TEL:092-558-4338
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2016年11月09日

聴力の変化

当店で3年前に

補聴器を購入されたお客様が

久しぶりにご来店。

使用中の補聴器が

「音が大きすぎる」と

再調整を希望されました。

 

定期的に医療機関で

ご自身のきこえの状態を

診てもらっており、

ドクターから

「きこえが変化(回復)している。」と

言われたそうです。

 

1

≪平成25年7月8日時の聴力≫

 

 

2

≪平成28年11月9日時の聴力≫

 

特に左側の低音域のきこえが

25~40dB回復していました。

 

加齢性の難聴であれば、

時間の経過で

聴力の回復は考えにくいです。

 

しかし、この方は慢性的に、

ちくのうと中耳炎があり、

地道な治療が効果あったようです。

 

補聴器は、1日10時間程度

使用されているので

外出時など、音が多い環境で

とてもうるさくなってきたそうです。

 

最新の聴力で

補聴器を再調整しました。

 

補聴器屋さんでは

初めて補聴器を購入される方の場合

耳鼻科の受診履歴や

受診中であれば、

治療の優先や

医師の意見(先生が補聴器使用を薦めているか)を

お客様に確認します。

 

また、補聴器購入後も

定期的にお客様の聴力を確認して、

異常があれば

医療機関の受診をアドバイスします。

 

「年を取ったら、難聴も進む。」

と思い込まないよう

注意しなくてはいけません。

 

 

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2016年11月02日

補聴器の調整回数

先日、補聴器を購入されたお客様のお友達が

3回補聴器を購入しているということですが

まったく満足しないということです。

 

最初に15万円の補聴器。

次に30万円の補聴器。

そして、最近50万円の補聴器になったとか…

補聴器は、どんどんグレードアップしても

満足度は一向に変わらないようです。

 

購入したお店で、

何度も調整したそうですが

うまくいかず、

結局、使っている補聴器をあきらめ、

「もっと高い補聴器なら…」と

買い換えていったとのことです。

 

もともとの聴力や

弁別能(ことばのききとりの力)にもよりますが

補聴器の適正な調整回数は

時間や順応度(慣れ)を考えても

3回~5回程度ではないかと思います。

10回以上調整を繰り返して

効果や実感を得られないとすると

フィッティングが未熟か

補聴器に対する期待値が高すぎるかが

原因ではないでしょうか。

 

また、補聴器屋さんは

補聴器を使用しての

到着点(終点)を明確に

告知してあげなくてはならないと思います。

「もう少し調整してもらったら、

もっときこえるようになるかも…」

と終わりの見えない補聴器屋さん通いは

補聴器使用者にとっては苦痛とも言えます。

 

補聴器効果測定をおこなって

到達すべき良スコアが得られたならば

「今日で補聴器調整は終わりです。」

とお伝えすべきでしょう。

 

デジタル補聴器は、

「何度でも、調整できる。」

言いかえれば、

「いったい、いつ調整が終わるの?」

となりかねません。

 

補聴器屋さんでは

是非、「補聴器効果測定」を行ってもらい、

調整の終着点を見出しましょう。

 

 

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2016年01月28日

補聴器の調整に必要な知識と技術

昨日、来店されたお客様

メールで何度かやり取りした後

当店で補聴器の相談を希望されました。

 

相談の内容は

「現在使っている補聴器の聞こえが悪く

近くのメガネ店さんで

購入前提で補聴器の貸出を受けているが

何度調整してもらっても

うまく聞こえない。」

というものです。

因みに、現在使用している補聴器は

購入して2~3年。

 

良心的に考えれば

このお客様の「きこえ」が急変し、

今使っている補聴器で対応不可なため

短期間であるが対応する補聴器を試聴している

とのことですが…

 

現在使用中のものは

中高度タイプの耳かけ型(オープンチューブ仕様)で

貸出を受けている補聴器は小型タイプ(RIC)。

お客様の聴力は以下の通りです。(※医療機関データ)

 

20160128

 

右耳は、真珠腫の病歴あり、

現在ほとんど聞こえないそうで、

左耳に補聴器を使用されています。

更に、左耳には鼓膜にチュービングされています。

(中耳内にたまる粘液排泄や中耳圧調整の治療処置)

 

補聴器のキャリアがある方が見れば一目瞭然、

気骨導差(気導聴力と骨導聴力の差)がこれだけあり、

お客様からの病歴・治療歴をお聞きすると

補聴器の調整はリニア調整をしなければなりません。

伝音性難聴であることが明らかです。

 

残念なことに

メガネ店さんでは気導聴力のみしか

測定しておらず

そのままメーカーの調整ソフトで

補聴器の音を作っている様子。

これではノンリニア調整にしかならず、

どう調整を繰り返しても

このお客様の求める

「補聴器の音」にはなりません。

 

当店で行った処置は

もともと使用されていた補聴器を

オープンチューブ仕様から

ダブルチップの耳栓に変更し

骨導値を入力した上で

リニアフィッティングを実施。

 

お客様から一言、

「全くきこえが変わった!

本当に同じ補聴器ですか?」

と使えないと思われていた補聴器の復活に

「目からうろこ」のようでした。

 

『認定補聴器技能者』レベルであれば

このようなケースは

なんでもないことですが、

補聴器の調整には『(きこえの)知識』と

『(フィッティング)技術』が求められます。

 

どんなに高性能なデジタル補聴器も

適切なフィッティングがなされてなければ

『役に立たない機械』となってしまいます。

 

補聴器は売って終わり、買って終わり

というわけにはいきません。

購入したお店でのフィッティングに

十分な満足が得られなければ、

セカンドオピニオンとして

他の補聴器屋さんに相談してみてください。

たとえ有料でも

持っている補聴器の最大効果が

期待できます。

 

 

 

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2015年09月17日

補聴器で不快な音①

補聴器の調整で、

意外に効果的なのが

『出力制限』と言われる機能です。

 

 

通常、補聴器から出てくる音が

大きすぎると

単純に、全体のボリュームを下げてしまいます。

例えば、

・ドアが閉まる時の「バタンッ!」という音

・食器が「カチャカチャ」鳴る音

・車のクラクション

などなど

 

 

確かに、ボリュームを下げれば

大きな音を当たり前に増幅しないので

不快でなくなります。

しかし、ちょうどよく聞こえていた

人の会話音声までも小さくなり

肝心の「ききとり」にも影響してしまいます。

 

 

本日、調整したお客様は、

スーパーでもらう袋が

「ガシャガシャ」聞き障りとのこと。

因みに聴力は、以下の通りです。

 

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「ディップ型」と言われ、

会話成分が多く含まれる周波数帯の聴力が

「谷」のように低下しています。

 

 

調整前、105dB程度であったMPO値を

90~95dBにすると

人の会話成分の利得に影響せず、

問題の不快音を解消できました。

 

 

多チャンネルの補聴器を

細かく調整するよりも

効果的に調整できる一例です。

 

 

 

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