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「間違いだらけの補聴器選び」

中村雅仁著


補聴器購入前の必読書!!


補聴器購入に失敗しないためにも、ぜひ読んでおきたい本です。

従来の補聴器本とは異なり、元メーカーの方が難聴者目線で書かれてます。


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春日市商工会加盟店

補聴器を選ぶには(価格・予算・メーカー・タイプ・目的)

 

補聴器には様々なタイプがあり

価格もお求めやすいものから高額なものまで多種多様

「高いものを選べば、よくきこえるだろう。」

とやみくもに選んでも

決して満足する補聴器には出会えません。

     

ここで補聴器メーカー在籍14年

認定補聴器技能者」資格を持った

かすが補聴器専門店の店長が

補聴器を選ぶポイントをご紹介いたします。

 

補聴器の選び方5つのポイント

 

① 補聴器の価格を知る

② 補聴器の予算を決める

③ 補聴器のメーカーを決める

④ 補聴器のタイプを決める

⑤ 補聴器を購入する販売店を決める

 

① 補聴器の価格帯を知る

 

補聴器メーカーのカタログを見ると

一つのタイプの補聴器に

3~4つのクラス(グレード)が用意されています。

 

通常、一つの種類の補聴器に

搭載されているデジタルチップは

すべて同じものです。

 

補聴器メーカーは、

使える機能を使えなくしたり

チャンネル数を変えたりして

数種類のグレードを作り分けています。

     

【エッセンシャルクラス】(基本価格帯)

必要最小限の機能を搭載し

手ごろな価格帯のクラス

価格帯 8万円~12万円(片耳)

   

【スタンダードクラス】(中価格帯)

基本機能が充実した標準クラス

騒音抑制機能や指向性マイクなどが

標準装備されたものが多い

価格帯 13万円~25万円(片耳)

     

【アドバンスクラス】(高価格帯)

ワンクラス上の機能が搭載されたモデル

様々な場面で補聴器を使って

満足が得られる特殊機能が装備されている

価格帯 26万円~40万円(片耳)

     

【プレミアムクラス】(最高価格帯)

メーカーの最新技術が搭載され

メーカーによっては

紛失保障や永年再作保障、長期保証期間など

保証内容も充実した最高クラス

価格帯 41万円~55万円(片耳)

   

② 補聴器の予算を決める

 

補聴器を購入するにあたって

「ご予算」をあらかじめ決めておきましょう。

 

1.)カタログを手に入れる

 

補聴器屋さんやメガネ店さんにあるカタログを手に入れ

補聴器の価格がいくらくらいなのか

おおまかに把握しましょう。

 

数メーカーのカタログが手に入れば

補聴器の価格帯や機能がわかります。

 

2.) 補聴器を使っている人に聞いてみる

 

身近な人(親戚やお友達)で

補聴器を使っている方がいれば

いくらくらいで購入したのか聞いてみましょう。

 

その補聴器が

どの程満足するものかも貴重な情報です。

 

3.)補聴器を使う期間を考える(減価償却)

 

どんなに高価な補聴器を購入しても

使用している期間中にトラブルが発生します。

 

紛失したり、故障したり、破損させてしまったり・・・

また、使うのが面倒になって「タンスの肥やし」になってしまうことも・・・

 

7、8年から最長10年を見据えて

購入する補聴器の予算を考えましょう。

20万円の補聴器は確かに高額ですが、

最長10年使うとしたら

年額コストは、2万円

月額コストは、約1,670円

日額コストでは、約56円です。

(※電池代、故障時の修理費用は別)

 

③ 補聴器のメーカーを決める

 

現在、日本国内では11の補聴器メーカーが

補聴器を販売しています。

 

【海外メーカー】

・フォナック(スイス)

・オーティコン(デンマーク)

・GNリサウンド(デンマーク)

・ワイデックス(デンマーク)

・シバントス(シンガポール)

・スターキー(アメリカ)

・バーナフォン(スイス)

・NJH…ベルトーン(アメリカ)、ユニトロン(カナダ)

 

国内メーカー】

・リオン

・パナソニック

・コルチトーン

     

メーカーには、それぞれ長所や卓越した技術があります。

「どこのメーカーが一番いいですか?」

とよく質問されますが、

その方の難聴の性質や補聴器の用途に応じて

適正なメーカーが推奨されます。

補聴器屋さんによく相談して決定しましょう。

 

④ 補聴器のタイプを決める

 

1.)耳かけ型補聴器

・RICタイプ

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今や補聴器全体の1/4強を占め、主流となりつつあるタイプ。

レシーバー部分を取り換えれば、聴力が低下してもそのまま対応可能。

 

・チューブタイプ

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軽度難聴でこもり感対策(オープンフィッティング)が可能。

湿気質の耳でRICタイプが向かない方に有効。

 

・通常耳かけ型タイプ

BTE

軽度難聴から高度難聴まで幅広く対応可能。

本体にボリュームやプログラムボタンが装備され、

使用者がマニュアルで操作できる。

 

・ハイパワー型タイプ

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重度難聴モデル

本体も大きく、出力も大きいためイヤーモールド(オーダー耳栓)が必須。

 

2.)耳あな型補聴器

・オーダーメードタイプ

CICタイプ(極小耳あな型)

cic_pair

耳道内に本体がすっぽりと入り、外見上ほとんどわからない。

電池サイズが最も小さく、手先が器用でないと電池交換が難しい。

 

カナルタイプ(通常耳あな型)

itc_pair

オーダーメードタイプで最も一般的なモデル。

電池サイズ、性能、機能にバランスが取れている。

 

フルサイズタイプ(高度難聴モデル)

fs_pair

高度難聴対応の高出力モデル。

ハウリング(音漏れ)対策のため耳との密着性が高い。

   

・既成耳あな型(レディーメード)

9200S

 

イヤチップで装用のサイズを調整可能。

ボリュームを上げすぎるとハウリングが生じやすい。

 

3.)ポケット型補聴器

main_type-pocket_03

携帯ラジオやミュージックプレーヤー感覚で使用可能。

乾電池仕様なので電池寿命も長い。

 

4.)メガネ型補聴器(骨導型)

骨導

補聴器全体の0.1%しか出荷されておらず、取扱いメーカーも限られている。

汗による故障の頻度が高く、修理用に予備を持っておくことが推奨される。

 

⑤ 補聴器を購入する販売店を決める

 

1.)補聴器専任のスタッフが常駐している

業界資格の「認定補聴器技能者」がいるお店が推奨です。

テクノエイド協会のサイトで認定補聴器技能者が在籍している補聴器店を検索できます。

⇒⇒⇒ こちら

※該当する店舗が検索できなかったときは、

「認定補聴器専門店のみを検索」のチェックを外すと候補店舗が増えます。

 

2.)取扱いメーカーが、3社以上ある

どんなに優秀な補聴器技能者でも、

1メーカーの補聴器ですべての難聴者のきこえを満足させることは不可能です。

各メーカーの持ち味を使い分け

良いとこ取り」で難聴者の要望に応えることができます。

 

3.)補聴効果測定が店頭で行える

メガネを新調したら、矯正視力が測定できるように

補聴器を装着した状態で

「どの程度きこえるようになっているか?」を

客観的な測定方法で数値化・説明できることが重要です。

 

4.)自立支援対応モデルを取り扱っている

聴力が一定の状態を下回った場合、「身体障害者手帳」を取得できます。

手帳を取得した方は、地自体より補聴器の助成が受けられます。

手続きには多少の時間がかかりますが、

助成の手続きをきちんと説明してくれる補聴器店が推奨されます。

 

5.)補聴器の購入前に試聴・貸出を行ってくれる

高額な補聴器は衝動買いで購入するものではありません。

購入後、数年間毎日使っていけるかを短時間で判断することは不可能です。

購入に後悔が生じないよう、一定期間試聴・貸出を行ってくれるお店がお薦めです。